灼熱天国

ということで行ってまいりました、灼熱地獄。終わってみての感想はもっと地獄かと思っていましたが、そうでもなかったかな、と。曲ごとの感想は・・・まぁもうツアーも中盤から後半戦へ入るところだし、あえて自分が書かなくてもいいかと思っているのですが・・・。希望があれば重い腰を上げて書きますけど。とりあえず最近の定番でザッと全体を通して書きたいと思います。
長くなったので折り返し
とりあえず200番手前の整理番号で柵を確保でいたのが今回の勝因だったでしょうか。それにしても昼公演だからなのか人少ないです。動きやすいことは動きやすいのですが、初ライブの惨状(褒め言葉)を知っている人間からするとちょっと寂しいな、と。「ダイブ、モッシュ、水撒きは禁止です」との前説がありライブスタート。前方がライブスタート早々圧縮されてかなりのオープンスペースができました。といっても前が柵なので特に関係なかったのですが。前半は夏がテーマの楽曲を。相変わらずのスロースターターなのでMC前の2曲目までは控えめにジャンプ。3曲目の「遠慮はなしよ!」はさすがに飛ばなきゃならんだろうと、ここらへんからエンジンに火をつけ始める。本当は1曲目からフルスロットルで行こうと思っていたのですが、前方のオープンスペースにDQNな人々がいてその行為に萎えてしまいスタートダッシュに乗り遅れたというのが真実。結構激しい目な曲でしたがまだまだ序の口。MCをはさんで若干大人しめの曲。「Crazy Happy!」は前回のライブの初披露のときに比べると曲の雰囲気はよくなっていましたね。前回は客もメロンさんたちも探り探りだったので・・・。今回は堂々と歌っていました。「努力・系・美人」はライブでは定番になった様子。自分は好きなので大歓迎です。ただ問題は周りの人たちと自分のノリがちょっと違うというところ(苦笑)この曲に限らず自分のノリって結構ずれているところが多いのであまり気にしませんが・・・。続いて大谷・斉藤両名のMCを挟んで洋楽カバーコーナー。MCは最近ブームの脳年齢話をされていました。二人はあまりゲーマーではない様子(笑)大谷さんあたりは毎日でもやっていそうなイメージがあるんだけどな〜。
柴田さんは歌っている間、ずっと「誰かの歌い方と似ているな〜」と思いながら聞いていました。その誰かの名前が出掛かっているのに出てこないという状況だったのであまり集中して聞けず。「メロン記念日柴田あゆみ」ではない柴田さんを見ることができた感じでした。個人的に今回のカバーの中では一番好きだったかな?結局誰かという答えが出ないまま終わってしまいました苦笑)村田さんはらしい選曲だったと思いますが、もっと彼女の声を生かせる選曲があったような気がしなくもないです。根本的にあの手のヨーロピアンテイストな曲(というかトーレヨハンソン)プロデュースの楽曲が好きなのでその曲をチョイスしてくれたというだけで拍手。各所で話題になっている斉藤さんは・・・、雰囲気的のは満を持してみたいな空気感を感じましたし、ここでしかこれはできないだろうというチョイスだったと思います。あれをやり切ったという部分では拍手ですが、ステレオタイプなセクシー演技だったのでそこだけは残念。斉藤さんが求めているセクシーさがあれなら何も言いませんが、個人的にはオリジナリティーのある「肉体は正直なEROS」で踊っている斉藤さんの方が俄然好き。最後に大谷さん。彼女は歌に安定感があるから何を歌っても心配はまったくありませんでした。他の3人とは明らかに方向性の違う選曲でしたが、それもメロンらしさというところでしょうか。惜しむらくは斉藤さんのあとの登場で会場の空気が変な感じになっていて歌に集中しているような感じではなかったところが残念。ライブハウスじゃなくてホールで1番初めに歌ってくれていたらよかったのにな〜、と。クリスマスライブではもう一回別の曲でいいのでソロで何かチャレンジして欲しいと思います。4人が歌い終わり柴田さんと村田さんのMCですべりにくい話を。見事に二人ともキチンとオチをつけた話で会場バンザイ三唱(笑)そんなのでいいのでしょうか?(笑)でもそれで会場とメンバーとの一体感がさらにグッとまとまった感じが。
後半戦は静かな感じの曲から。ソロコーナーでクールダウンしている身体に火を入れるにはちょっとインパクトの弱い曲なので大人しく聴きに入る。「肉体は正直なEROS」は花道で歌うのですが、なんだか横から見ていてもものすごい光景でした。あ、振り付けがとかそういうことではなく、もっと言うならこの曲以外の曲でもそうなのですが、四方客に囲まれている状態で歌っているように見えるのです。わかりやすく言うとナウシカの最後のシーンという感じ。「肉体は正直なEROS」はあのフォーメーションが好きなので、それを正面から見れなかったのがものすごく残念。この後から怒涛の攻め。・・・というかここらへんから前のDQNな連中が蓋を閉めずに置いておいた水のペットボトルが倒れフロアに水溜りが。で、夏仕様の通気性のいい自分の靴の底から浸水して靴下ビッショリみたいな。プチンと切れそうになりましたが、大人気ないというか怒ったところで拭くことはしないだろうと思ったので放置しましたけど。あとはここからはひたすらジャンプ。ここらへんからはおそらく会場中のどの人間よりもジャンプの数は多かったと自負しております(笑)特にメロンライブはジャンプでリズムをとる人間なので。あとは前に柵があったのもかなり体力的には楽でした。あれがあるのと無いのとでは雲泥の差だっただろうな〜、と。柵様様です(笑)
ここで本編終了で残すはアンコールのみ。「刹那さ Ranking」もライブの定番になってきています。正直曲の持ち弾が少ないからアルバムから定番曲がでるのは致し方ないと思います。でも逆にアルバムからそういう曲が出てきてくれるのはそれだけ曲のクオリティーが高いからということだろうと思うのでそれはそれで嬉しかったりして。それにこの曲も好きだし。「お願い魅惑のターゲット」はこの曲のためだけにミラーボールを用意して欲しかった。初披露のときの印象が強いしそれだけでも盛り上がり方が違うだろうからな〜。ここらへんは本当にアホみたいにジャンプですよ。で、Wアンコールに「スキップ!」。「ガールズパワー・愛するパワー」も捨てがたいのですが、懐古ヲタ的にはこちらの手拍子を揃えて歌っている方が嬉しかったりして。盛り上がり的には圧倒的に「ガールズパワー・・・」なんですけどね。花道上で楽しそうにメンバー同士ちょっかい出し合っている姿が印象的でした。
そんな感じのメロンライブ。サプライズ的なセットリストはなかったし、洋楽カバーっていうのもツアー中盤ともなると周知の事になってしまっているので特に驚きもなく・・・。それでも素直に心の底から楽しかったです。「メロン記念日のライブに来たな」という感触を肌で感じました。正直新曲もほとんどない状態だし、メンバーが変わっているわけでもない状態でのライブ。代わり映えしないのは当然だけどそれでも「楽しかった」と思えるし、「また来たい」と思わせてくれる。きっとメロン記念日のライブって時代劇的な面白さなんだろうな、と(笑)期待を裏切らないセットリストにパフォーマンス。そしてちょっとした変化。それって言うのは毎回変わったことやったり目先の変化だけで対応していることよりよっぽど難しいことだと思うんですよね。これから先メロンさん(に限らず他のハロプロユニットもそうかもしれないけど)劇的な変化が少ないかもしれませんが、見ている客が面白かったと笑顔で帰れるようなライブを続けて欲しいと思いました。
以下セットリスト。

01.夏
02.涙の太陽
03.遠慮はなしよ!
04.Crazy Happy! 
05.努力・系・美人
06.赤いフリージア
07.Complicated (by Avril Lavigne)/柴田あゆみ
08.Lovefool (by THE CARDIGANS)/村田めぐみ
09.LIKE A VERGIN (by MADONNA)/斉藤瞳
10.MY HEART WILL GO ON (by Celine Dion)/大谷雅恵
11.もう 待てませ〜ん!
12.ラストシーン 
13.肉体は正直なEROS
14.かわいい彼
15.This is 運命
16.さぁ! 恋人になろう 
17.さあ、早速盛り上げて行こか〜!!
EC1.刹那さ Ranking 
EC2.お願い魅惑のターゲット
EC3.夏の夜はデインジャー!
WEC.スキップ!