MARIA LIVE TOUR2006〜We are“MARIA”〜

ということでMARIAさんのライブに行ってまいりました。といっても半分以上終わっている状態で入ったので感想もなにもほとんどないんですけど・・・。後半ちょこっとみただけの感想でも。
やっぱりなんだかんだ言っても新人バンドで、しかもシングルを2曲だしただけのグループなので、会場の雰囲気はかなり探り探りなように感じました。当然と言えば当然でしょうけど。シングル2曲だけじゃどういう雰囲気のバンドなのかもわからないのはいたしかたないところです。もう少し会場が熱くなればもっと違った印象のライブになったんじゃないかな〜。肝心のメンバーたちはというとどういうキャラクターなのかようやく把握できたというところでしょうか。そんな域なので「楽しそう」とか「嬉しそう」という表情やしぐさなどがどのぐらいのレベルのものなのかがイマイチ把握できませんでした。そういうコアな部分を抜きに考えてみるとやっぱり楽しそうにプレーしていたし、歌っていたような気がします。客も探り探りなら演奏している方もおそらく探り探りだったんじゃないかな?しかもこのツアー中で一番大きなハコらしいので勝手が違ったと思うし。そこらへんのファンとメンバーの信頼関係はこれから構築してくものなので、たいした心配はしていないし、ライブ自体ももっとよくなっていくと確信しているので今後が楽しみです。でもまずはアルバムを出して欲しいかな、と。知っている曲がある、無いっていうのはやっぱり大きいわけで・・・。ライブ自体は全てオリジナル曲だったのでそれは評価したいと思います。曲が良い悪いとかいうのは別問題として。
あとは後方から見ていて思ったことが、ビジュアル的な面白さです。あれだけみんな個性的だとインストゥルメンタルでやっていても十分勝負できるような気がします。華があるから画がもつんですよね。もっと音楽的にも人生的にもいろんな経験を積んでいったらすごく魅力的なバンドになるんじゃないかな〜と将来のことも考えながら見てワクワクしてしまいました。最後に音の面。さすがにツインベース、ツインギターということで音に厚みがあります。テクニック等々は正直「すげー!」と唸るものではなかったですが、その分バンドとしてお互いの足りない部分をカバーしあっていたのではないでしょうか。テクニックをひけらかすようなプレーよりもよっぽどバンドとして機能している音を聞いているほうが自分は好きだし気持ちいいです。
そんな感想を持ちつつライブを見ていました。で、公演後はなにやらハイタッチ会があるとのこと。そこらへんのことは全然調べていなかったので予想外の展開です。連番者と合流してその列に並ぶ。うん、本当にハイタッチ会ですね。ヘタに握手会とかより全然気が楽です(笑)ちょっとでも対峙する時間があったら、何も言うことがないですから。そしてほどなくして順番が。せめて麻衣子ぐらいは凝視してやろうと思ったのですが、あまりの速さに普通に通り過ぎてしまいました。とりあえず「楽しかったです」と全員に小さい声をかけたのですが、最後にいたあゆか嬢には自分の見ていたサイドにいたので、大きめな声をかける。すると短い時間ながらも「ありがとうございます。本当に?よかった〜」とのお言葉。予想外の反応にこっちがビックリしてしまいましたよ。そんなこともありつつ会場を後にして、いつものように居酒屋へ。今日見たMARIAの話しや今後の話、そしていつも以上に娘。の将来の話なんてしていました。やっぱりモーヲタなんだな、と。
MARIAに関してはガールズバンドという甘口な響きのあるグループじゃなくてロックバンドという方向に行って欲しいな、と思いました。おそらくアルバムが出ないと次があっても見に行くことが無いと思うのではやくアルバムを出して更にワクワクさせてくれるバンドに、存在になって欲しいと思います。