砂を噛むように・・・NAMIDA

発売日初日に買ったのですが、あえてこのタイミング。感想を書く前にオリコンのデイリーチャートの確認。5位発進でしたか。松浦亜弥でこのテンポの曲にしては大善戦ではないでしょうか。タイアップがついていたらもっといいポジションだっただろうに・・・。と、外な感想はここらへんにして、曲の感想でも。自分としてはかなりのツボです。もうアホみたいにヘビーローテーション中です。これだけのヘビーローテーションはいつ以来かな〜。さくら満開とか涙が止まらない放課後とかぐらい以来かな?どっちにしてもそんなに近い最近ではないです。アルバムだったら後藤さんの3rdなんですけどね。話を戻して、今回は初めてつんく♂氏から離れた作品ということで、その意義は十分に果たせたのではないでしょうか。歌詞にしてもつんく♂じゃないから変にひねった表現も見られず素直にスッと入ってきます。最近は特にちょっと気持ち悪い表現が入る詩が多いだけにそれが見られないだけでも新鮮な感じ。で、アレンジはたいせー氏。なんか昔はたいせー氏というと掴み所がないアレンジだったり曲だったりしてたいせー=駄曲みたいなイメージでしたが、最近はたいせーらしさが出てきてむしろつんく♂氏よりも安心感が出てきたりしています(自分の中で)。肝心の松浦さんは前も書きましたが実に気持ち良さそうに歌っております。持ち味である中音から高音部分がものすごく生かされています。毎回、他の人が歌ったらどんな感じになるかな〜というのを考えるのですが、この曲だけは松浦さん以外はあまりシックリこないだろうな、なんて思ったり。一番合いそうもないのも考えましたが真っ先に名前が出てきたのが後藤さん。言い方が悪いかもしれないけど、ちょっと下品な感じになってしまうかな、と。実際歌えば歌ったで違う魅力もあるかもしれませんが、自分の脳みそシミュレーションではそういう結果がはじき出されました。
前作と今回の作品で松浦さんはアーティストとしてまた一段ステップアップしたと思います。そのステップアップした松浦さんを見たいがために春ツアーを申し込んだんだから。アイドル松浦亜弥からアーティスト松浦亜弥への変貌が見られるんじゃないかと、相当の期待をしております。せっかくステップアップしたものを生かすも殺すも松浦さん次第。彼女はライブで評判を落とすクセがありますからね〜(苦笑)きっちりと今度のツアーをこなして株を今まで以上に上げてほしいと思います。