夢ならば

気がつけば謹慎後一発目のシングル。なんか例の件も遠い昔のような感じがします。ジャケットはなんか松たか子っぽいな〜なんて思いながら開封。初回限定のハロプロカードも次の娘。さんたちに封入されているので最後なんだな〜と思うとちょっとしんみり・・・するはずもなく(だって、あの帯はずしたことほとんどないもん)パッケージ全体を楽しみながらCDをセット。

夢ならば

珍しくつんく♂Pのコーラスがありません。というか安倍さん自身のコーラスもないので、ちょっと淋しい感じ。稲葉さんのコーラス参加は久しぶりですね。曲の方の感想はというと、安倍さんのボーカルを最大限生かせる曲調。これから梅雨へと向かっていくうっとおしい季節を雨の町並みを見ながら聴いてみたい曲かな〜、と自分は感じました。癒しの曲ではないのですが、優しい曲。

空 LIFE GOES ON

こちらもコーラスは稲葉さん。どうせならこの曲あたりは保田さんにやらせても合っていたような気がしなくもない。曲調はやっぱりA面にはふさわしくない曲(夢ならばと比べるとという意味で)ですが、C/Wにしておくのはもったいない曲でもある。詩を見て思ったのは現在進行形の安倍なつみを歌っているな〜と。ここから先はさらに個人的な好みで書く内容なので、それを念頭に読んでいただければ幸い。もちろん批判の意味を込めてっていうことも微塵もありませんので。この曲は安倍さん本人も自分のことを歌っているという認識があるから(かどうかは定かではありませんが)ちょっと感情が入りすぎているような気がするのです。自分はFS5の「想い出がいっぱい」ぐらいの抑えた感じの安倍さんの歌声が好きなのでそう思うだけかもしれませんが。あとは高音の部分の声がひっくり返る*1のがちょっと耳に障るかな、と。昔はそんなにひどくなかった気がするんだけどな〜。そういうところも耳に入ったこともあり少し入れ込みすぎなのかな、と感じました。このCDを音源として聴く限り特にサビの部分は穏やかな表情で歌っている姿が想像できないんですよね。ニコニコして唄っては欲しくないけど、こういう曲だからこそ表情に余裕を持って唄って欲しいと思います。今回の後浦なつみ公演では唄われていないみたいですが、次のソロツアーでは是非とも歌っているところを見たいです。

両曲とも名曲になりうる曲なので、これから大切に温めていってほしいと思います。特にC/Wの方は年を重ねるごとに、安倍さんがいろんな経験をするごとに良くなっていく曲だと確信しております。なんか確実に確信できる伸びしろを見つけると気分も明るくなりますね。安倍さんには歌えることの喜びを常にかみしめて音楽活動をしてほしいです。そういう姿を見せてくれている限りついてきますので。

*1:元SPEEDのhiroとかちょっと前の飯田さんとか松田聖子の歌い方