白蛇伝‐White Lovers‐(千秋楽)

ということで行ってまいりました。ミュージカルの千秋楽とかは初めてかな?まぁ過去の話は置いておいて、今日の感想を。さすがに1回目より内容が良くわかりました。やっぱりある程度の予備知識は必要ですね。そして今回はぬかりなく双眼鏡も持って行きましたので、演者の顔も良く見えてさらに理解度アップ。前回はてなマークが出ていた内容の部分もそこそこ補完できました。それでもやっぱり「ん?」と思うところはありましたが、そこらへんはきっと何度見てもわからないだろうから自分なりの解釈で穴埋めさせてもらいました(笑)おそらく自分が思っている解釈で間違いないと思うのですが・・・。
そして本日が千秋楽ということで、普段とは違うアドリブの応酬とかが楽しみの一つでもあるのですが、まぁ内容が内容なだけにアドリブで笑わせることのできる部分はごくわずかしかないのです。しかも第一幕しかそういう場面がないし。ましてや安倍さんが出ている場面でそういうアドリブ合戦できる場所は皆無でございまして、そこが惜しいところ。そこを無理して崩してしまうと話し自体が変わってきてしまいますから。そんな感じなので、笑わせてもらえる場所は大いに笑わせてもらいました。途中憂波〈ウパ〉さんの暴走で子役3人組の笑いのツボを刺激してしまい、まともにセリフがしゃべれなかったりとほほえましいところもあったりしました。
そうそう、前回最後の曲で安倍なつみが出てしまったと書きましたが、今回はバッチリ白素貞でした。やっぱり千秋楽、気合の入り方が違うな〜と。
今回カーテンコールは都合3回のご開帳となりました。2回目の開帳の時に音楽を手がけた広瀬香美さんが出てきたりというサプライズもあったりして、そして安倍さんと足を絡ませるほどの熱い抱擁があったりして会場はそれは大盛り上がりでした。
今回のミュージカルは自分の中では「安倍なつみ」というものをメインに見に行っているという色合いが薄かったんですよね、実を言うと。前の感想にも書いたように市川右近さんを見るのが楽しみだったりということもあったし、何より演者のブログとかを見るようになってからそっち方面の演技も気になったりと、いろいろなアプローチから楽しめたミュージカルだったと思います。歌舞伎-宝塚-ハロプロという三つ巴の構成に初めは(色んな意味で)ドキドキしましたが、相乗効果はあったのではないかな〜と思っています。それぞれのファンの年齢層が違うので公演に行ったりとかはないと思いますが、安倍さんの演技は良かったね〜なんて話題が出てくれれば嬉しいな〜と思ったり。
安倍さんは今回で2回目の座長公演かな?今回はハロプロの仲間もいなくて、孤軍奮闘だったとは思いますが、きっと持ち前の努力と明るさとですぐに溶け込んで、いいチームワークを築けたのではないでしょうか。それは今回の公演全体にも出ていたし、カーテンコールでの演者みんなの顔に表れていたと思います。全23公演走り続けた安倍さん、そして出演者のみなさん、スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。楽しい時間をありがとう。